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かなり久しぶりな投稿ですが、人知れずボードのアップデートは続けてました。

前々回のボードからボーカル用エフェクターまで加えて前回は一旦退けましたが、今回のボードからそれがより顕著になり
BOSS VE500を加えました。これ一個で立派なマルチエフェクター が買えるぐらい高かったですが…

一貫してプリアンプを活用すると言う論法は変更していませんが、このボードの繋ぎ方は少し特殊で組んでみました。

繋ぎ順は
ポリチューン3 ミニ→BOSS VE500→ワンコントロールブルーリバーブ→ BOSS ラインセレクター
ここから音色を2つに分けておりラインAが歪みチャンネルとしてディーゼルハーバードペダル
ラインBがクリーンチャンネルとしてVOX SILKDRIVEをチョイス。
これはいずれもプリアンプです。
クリーンチャンネルには音に広がりを持たせるため、ワンコントロールのディレイとコーラスを加えています。

詳細説明ですが、まずポリチューン3 を頭に入れているのはバッファーを追加可能なためです。
正直楽器屋の店員さんには、バッファーを追加したところで音色の変化がわかりますか?と言われたことがあるのですが、もうここは自己満足とかプラシーボの世界ということで自分を納得させます。
ちなみにこのボードはノイズを消すエフェクター類は一切入れていないですが、ノイズがほとんど入りません。

その後はBOSSのVE-500。これはギターコードを解析してボーカルの音程に返してくれるので使用しています。正直この最近のボーカルエフェクターの多機能性に驚愕でした。

この後の繋ぎ方は先に書いたようにリバーブとなります。普通は後段に設置するリバーブですが、このボードではあえて前段に持ってきています。

このリバーブは軽めにかけるのがポイントで、自分はワンコントロール推奨のショートリバーブの設定で使っていますが、こうすることによりリバーブ音にアンプの音を乗せられ、特徴的な音になります。

そして次にBOSSのラインセレクター。
これ当初ボード組み始めた時は避けていたエフェクターだったのですが(古いから)
他のを使ってから使ってみるとBOSSのラインセレクターの完成度は高いです。ライン切り替え時にプッシュノイズがありませんでした。

このラインセレクターから歪みと、クリーンに枝分かれしているボードになります。
この前の投稿を見て頂くとわかるのですが、今までクリーンチャンネルはLINE6のHXSTOMPを使用していました。

しかしHXSTOMPは操作が難しい…と言うか、暫く設定を触らないと設定方法を忘れる、くらい設定方法が面倒なんです。
これはHXSTOMPに限らず全てのマルチエフェクター に言えることですが、特にLINE6系のエフェクターは英語表記がネイティブなのでわかりづらいです。(余談ですが、LINE6の説明書にあるスナップショットの説明も自分はさっぱりわかりません…)

そのためアナログなら設定を忘れることなくエフェクター単体で見て調整できるので、マルチエフェクター とはさよならしました。おかけで目で見て直感的に設定が変更できるようになり、楽になりました。

このクリーンアンプの音を出すために使っているプリアンプは最近リリースされたKORGとVOXの共作、SILKDRIVEです。主な特徴はクリーントーンを出すためのプリアンプなのでぴったりです。

真空管のエフェクターを探してましたが、どれもでかいので諦めて中華製のプリアンプを使おうかと思いましたが(プリアンプの選択肢は意外と少ない)
NUTUBEを使用したエフェクターがそろそろリリースされるという話を信じて待っていたらついに発売されました。

かなり透き通るようなクリーン音を奏でますが、自分はこれにプラスしてディレイとコーラスを追加しています。
空間系のエフェクターを繋ぐ注意点として必ずプリアンプの前に繋ぐようにしましょう。プリアンプの後段に設置すると音がとっちらかってしまいます。

歪みはに関して、これは一貫してディーゼルのアンプライクペダルと言われる、ハーバードペダルを使っており、歪みチャンネルはこれのみです。

簡単な構成ですが、ノイズ対策をするにはこの組み方が非常にオススメかつリバーブ前掛けがポイント。
また自前のアンプを持っていない人は、こういったプリアンプを活用したボードを組みスタジオやライブハウスではJC120を使用して、リターン接続から音を出せば音色調整に時間をかけなくてもよくなると思いますよ!!ちなみにリターン接続時に出力レベルスイッチは必ずプラス4に設定するようにしましょう。